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ベルモンテ城の正面

城の近くで、最初に旅行者たちの目を引くのは、二重の城門である。これは、城を囲み、防御し、地下トンネル、地雷の使用を困難にし、兵器のアクセスを妨げた。兵士たちのアクセスをさらに困難にするため、深い堀が、エル・カンポの門に近い最も弱い障壁の前に設けられている。
障壁は、1.75mから最も分厚い下の部分で4mもの厚さがあり、頑丈な石を並べている。美しく保存された階段状の胸壁が短剣のようで、装飾の一面も見せている。塔によって守られた3つの大きな門(エル・カンポの門、ラ・ベルトラネハの門、ロス・ペレグリノスの門)より城の中へアクセスできる。

障壁

エル・カンポの門は、東側に位置し、現在の城の入り口になっている。右側に掘の形跡が残されており、上げ下げできる橋があった。そして、その証拠に正面に橋を上げる鎖のための隙間があいている。上の部分には、胸壁が備えられ、両脇の二つの頑丈な塔で守られている。塔には、胸壁、十字と円の形をして銃丸が付いている。
元々の入り口には、ゴシック様式のアーチがついていたが、後に分節式のアーチを造っている時に下げられた。その扉の上の部分には、パチェコ(Pacheco)家とアクーニャ(Acuña)家の武器のついたファン・パチェコ(Juan Pacheco)氏の紋章がある。
この門を通ると、障壁と城の間の境内に出る。非常時には、ベルモンテの住民やその家畜がここに避難することができた。
右側の塔の脇にある階段を上ると障壁と塔の踊り場の通路へ出る。よく保存されたこの通路を通して、他の2つの門のたどり着くことができる。

紋章

ラ・ベルトラネハの門は、北西に位置し、村落の正面にある。信ぴょう性のない伝説によると、フアナ嬢がこの門から逃げ出したとのことである。エル・カンポの門によく似ている。上げ下げできる橋のための溝があり、門の両側にある頑丈な円柱型の塔で守られている。鉄で鍛造した当時のままの鉄格子があり、山腹へのアクセスが可能な上、村落からのなだらかな小道を登ることで城への出入りができる。この門は、15世紀から16世紀にかけて城のメインゲートだった。

城壁

ロス・ペレグリノスの門は、南への、村に面した城壁の始まりに位置する、オリジナルの門である。真ん中にある広い塔が、唯一、この門を守っている。完成はしなかったものの、上げ下げできる橋のシャフトを回すようにした石を未だに見ることができる。傾斜した外壁をもつ堀は存在しなかった。広い塔より上げ下げのできる橋がかかるべきだったにちがいない。スペインでは、未完成の橋というのは珍しい。
損傷した扉の上の部分には、当時、パチェコ(Pacheco)家の紋章があったにちがいない。現在は、サンティアゴ巡礼でお馴染みの二つのビエイラ貝が見られるだけである。ロス・ペレグリノス(巡礼者たち)の門と呼ばれる所以である。

塔

障壁と城の間の境内へ進んでいくと、障壁を頑丈にする9つの岩が目に入る。(5つは、門を守り、他の4つは、丸天井のついたトーチカにと、うまく分け与えられている。)城に向かって眺めると、22mの高さの6つの塔が見える。ちなみに塔の円周は、24mである。塔は、壁面の頂点の部分に建っていて、見晴台を支える部分が装飾されている。この部分は、石に刻んだ鱗と盾で覆われたブラインド・アーチで仕上がっている。