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階段(Escalera)

階段

上の階へのアクセスには木製の階段を用いる。19世紀にフランス皇后ウジェニー・ド・モンティジョ(Eugenia de Montijo)の指示によって造られた。皇后は、自分の地位にふさわしい威厳のある入り口を望んだ。この階段が、北の廊下の40平方メートルの表面積を占めるため、北の廊下は南のより少し狭くなっている。熟練された大工たちの技巧で階段全体をささえている。制作、設置と当時の職人たちの腕の良さがうかがえる。
階段の裏側の装飾は、背景色が、オレンジがかった赤で、8つの頂点を持つムデハル(mudéjar)様式の星と四角形を基にした様々な幾何学パターンによる。
階段の最上階にある天井の装飾は、3つのグループの格間から成る。両側は、背景にある青い円に8つの頂点と丸みがかった辺を持つ赤い星が装飾されている。中心は、黄色い8つの花びらをもつ花が装飾され、周りの花のオレンジがかった赤との心地良いコントラストをなしている。
クローバが彫られた手すりのついた階段を上っていくと、2つの素晴らしい石膏の盾に出くわす。パチェコ(Pacheco)家の鍋の紋章とポルトカレロ(Portocarrero)家のチェスボードの紋章を合わせた盾である。これらの盾は、ポルトカレロ(Portocarrero)の姓を持つウジェニー・ド・モンティジョ(Eugenia de Montijo)の指示による改装の時に作成された。